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「東北・関東大震災」「東日本大震災」被災への心よりのお見舞い [災害]

「東北・関東大震災」「東日本大震災」は、甚大な被害をもたらしました。 3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とする大地震が発生しました。その後、東北・関東、甲信越(新潟・長野)、静岡県と広域に被害がでています。被災地の皆様、心より御見舞い申し上げます。
○3月11日午後2時46分、東京都立川市にある職場、国文学研究資料館の4階にある研究室で地震を経験しました。国文研は、当館と同じ大学共同利用機関法人である情報・システム研究機構に属する国立極地研究所・統計数理研究所との合同研究所として建設された施設にあります。
 [用語解説]人間文化研究機構=自然環境をも視野に入れた人間文化に関する総合的な研究を行う。情報・システム研究機構=生命、地球、自然環境、人間社会など複雑な現象に関する問題を情報とシステムという視点から捉え直すこと研究を行う
○本施設は、立川断層に近く、地震対策として免震構造の建物となっています。最大免震揺れ幅は、60㎝です。国文研の免震装置には、「天然ゴム積層ゴム」を採用しています。
 [用語解説]免震層に設置した免震装置には、水平方向の急激な揺れを緩やかな揺れに変える装置として、小さい揺れ幅に対応する「天然ゴム積層ゴム」、九州国立博物館採用の大きい揺れ幅に対応する「弾性すべり支承」と揺れ幅を減衰させる装置の「鋼棒ダンパー」があります。免震構造を採用した場合、震度7の揺れを震度4以下に抑えることができるといわれています。
○今回の地震では、免震構造の建物特有の大きな横揺れ長時間感じました。時間にして7分ほど揺れていたと記憶しています。当館の研究室には屋外に出るベランダが付いています。ガラス扉を開けてベランダに立ち、北側前にある立川市役所を見ていました。建物前を通る道路の街路灯も大きく揺れ、市役所から外へ避難する人々が40人ほど見受けられました。

タグ:災害
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